Dynamics 365 2025 release wave 2 plan

こんにちは!室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。皆さま、お元気ですか?

いやぁ、暑い。日本は本当に暑いですねぇ。今年はエアコンを交換して本当に良かったです。暑い暑い。先ほど夏の風物詩、高校野球が終わりました。

バーチャル高校野球(https://vk.sportsbull.jp/koshien/)

声を張り上げて校歌を唄う高校球児の姿がなんとも清々しいというか、とても美しかったです。沖縄尚学の選手の皆さん、優勝おめでとうございます!日大三高はあと一歩。惜しかったですね。でも、準優勝。胸を張ってほしいです。素晴らしい結果です。

そして今年の講評は通例と違うものでした。各校の健闘をたたえた後、高校野球連盟会長の宝さんが、「今回代表校が大会途中で出場辞退するという事態になり、各方面にご迷惑とご心配をおかけいたしました。日本高校野球連盟は今回の事態を大変深刻に受け止めております。このような事態に至った経緯をしっかり検証し、より適切な対応策について検討してまいります」「日本学生野球憲章は学生野球を学校教育の一貫と位置づけ、その基本原則で学生野球は一切の暴力は排除し、いかなる形の差別も認めないと明言しています。暴力、暴言やいじめは何も生み出しません。改めて全国の指導者、部員の皆さんに強くお伝えしておきます」、「高校野球を応援してくださっている全国の皆さん、これからも高校野球を温かく、厳しく見守っていただければ幸いです」と再発防止に関して付け加えたシーンがとても印象的でした。

イジメの問題とか、教育の在り方とか、指導者の方々にとって、常に頭を悩ませる課題なんだろうなぁと、改めて。私も体育会系で育ってきたので、今振り返ると、“あれを乗り越えたから”という思いが、自信に繋がってきたと感じるのですが、行き過ぎた指導や教育もあったように思います。“学校とかスポーツとか、生徒の皆さんが楽しんで青春を謳歌できる環境は大切だなぁ”、そんな事を感じた決勝戦でした。

選手の皆さんにはいい試合を沢山見せていただき感謝しています。今年はお昼休みが取れたときは30分くらい視聴していましたが、昔と比べて選手の技術もパワーも格段に向上しています。ただただ、感心するのみでした。やっぱりスポーツは最高、心が潤いました。

Dynamics 365 2025 Wave2 / AIと業務革新が加速する新時代へ

さて、そろそろ【Dynamics 365 2025 release wave 2 plan】について各アプリ単位に取り纏めていく必要がありますよね。以前は春と秋とそれぞれwave 1 / wave 2という大きな塊でアップデートがなされていたのですが、最近はリリースサイクルプランというような言い方をしていて、このwave2では2025年10月~2026年3月にリリースが予定されている新機能・改善機能のことです。

リリースノートというこれらの機能概要が記載されたPDFもでていて、室長は深夜に全ページに目を通すのですが、これはDynamics365*(旧製品名を含め)に25年間関わっている僕でも至難の業です。試しにクリックしてみてください。697ページあるので、途中から辛くなってくる方がほとんどのはずです。目がしばしばしてきます。

*Dynamics 365については、以前👇の録画解説をしたものが残っていますので、全体を2倍速くらいのスピードでさくっと掴んでいただくといいかもしれません。先ほど2年ぶりに見たら、9300回以上回っていてビックリしました。これも、どこかで撮り直しをしないといけないなぁと思っています。

2025 wave1については2月‐3月にコツコツと書きました。アクセス数が本当に多かったので、この領域の情報共有の必要性を体感しました。今回も業務終了後の深夜に頑張って書いていこうと思いますのでお付き合いのほど宜しくお願い致します。

2025年10月から2026年3月にかけて展開される「Dynamics 365 2025 wave 2」では、Microsoftが掲げる“AIファースト”戦略が本格的に業務現場へ浸透します。Copilotの全アプリケーションへの展開、業界別クラウドの深化、ERP・CRMの自然言語対応など、企業のDXを加速させる機能が数百単位で追加されてきた印象です。本稿では、wave 2の全体像とその特長を俯瞰し、今後の業務変革のヒントを探っていきます。

Copilot Everywhere

今回のWave 2の最大の特長は、Copilotの全方位展開です。営業、カスタマーサービス、財務、サプライチェーン、HR、プロジェクト管理など、あらゆる業務領域でCopilotが自然言語による支援を提供していく方針のようです。これにより、業務のスピード・精度・創造性が飛躍的に向上させようという狙いがあるように思います。

2025 Wave 2 概要

  • Sales:AIとCopilotによる営業支援。リード調査、エンゲージメント、リスク検知などを自動化。
  • Customer Service / Contact Center:AIルーティング、オムニチャネル対応、スーパーバイザー機能の強化。
  • Field Service:スケジューリング、モバイル対応、Microsoft 365との統合強化。
  • Finance / Operations:自然言語ERPクエリ、AIによる決算支援、業務自動化。
  • Supply Chain Management:需要予測、品質管理、サプライヤーとの自動連携。
  • Project Operations:プロジェクト計画、請求、在庫管理の合理化。
  • Human Resources:採用・オンボーディングの自動化、Entra ID/Vivaとの統合。
  • Commerce:モバイルPOS、Adyen連携による支払いオプション拡充。
  • Business Central:AIエージェントによる業務効率化。
  • Customer Insights₋Data:リアルタイム顧客プロファイル、AIによるパーソナライズ。
  • Customer Insights-Journeys(旧Dynamics365Marketing):AI主導のカスタマーエクスペリエンス設計。

纏めながら、非常に興味深いなぁと。AI機能、自動化などが中心のように見えますが、wave1で仕掛になってしまった部分の追い込み、それを取り返すための機能拡張等、事細かく見ていくと、各製品の開発をリードしていくプログラムマネージャーの強い意志や意図が見え隠れします。

2025 Wave 2 特長/傾向

  • Copilotの全アプリケーションへの拡張👉自然言語対応、予測インサイト、業務自動化を各領域に展開
  • AI主導の業務効率化👉営業、財務、サプライチェーン、カスタマーサービスなどでAIが意思決定と業務を支援
  • 製造業向けMES統合強化👉生産現場のリアルタイム可視化と最適化
  • サプライチェーンのインテリジェント化👉シミュレーション、例外管理、エージェントによる推奨機能の追加
  • 財務業務の自動化と精度向上👉月次決算の短縮、異常検知、照合の自動化。
  • ユーザー体験のモダナイズ👉フラットなナビゲーション、アダプティブカード、個人設定の強化
  • 業界別クラウドの進化👉小売、製造、医療、公共分野向けにローカライズと業務テンプレート提供
  • Power Platformとの統合深化👉Power Automate、Power Apps、Power BIとの連携強化。ローコードでの業務変革が可能。

傾向から【Copilotの標準化】【全ての主要アプリにAIアシスタントが搭載】これらから≪業務の“次の一手”を提案≫させる仕組みを多くのビジネスプロセスに取り込んでいく感じの流れが続きそうです。

DX365Lifeとしての視点

今回のwave 2は、単なる機能追加ではなく、【業務の“あり方”そのものを再定義するリリース】だと感じています。Copilotが業務の一部として自然に溶け込み、従業員の判断・行動を支援することで、企業の競争力は新たなステージへと進んでいくはずです。

今後、DX365Lifeでは各アプリケーション(Sales, Customer Service, Finance, Supply Chain, HRなど)ごとに2025wave2に関する解説記事を連載予定です。

次回予告:Copilotが“経営の型”を変える:中小企業の意思決定を支えるAIの力

次稿では「Dynamics 365 Business Central」に焦点を当て、Copilotがどのように価値を生み出すのかを深掘りしてみたいと思いますので、お楽しみに♪

ということで、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365 Life!

dx365jp
  • dx365jp
  • 24年ほど、Microsoft Dynamics ERP(NAV/AX)+CRMの導入コンサルティングに従事し、日本を含む34か国において導入コンサルティングを経験してきました。グローバル環境における“プロジェクト”と“マーケティング”を生業としております。

    最近は、【CRM/MKTG(攻めのDX)⇔ ERP(守りのDX)】+【ローコード】というDX365な活動に奮闘中です。Microsoft Dynamics 365 ビジネスで地球を90周中です。#DX365 #DynamicsIoT

    Microsoftの運営する外部技術者グローバル組織「Microsoft MVP(*日本165名/世界3023名)・ Microsoftのトラスティッドアドバイザーである「Microsoft Regional Director (*日本4名/世界189名)」として、複数のITコミュニティーにて活動中。(*2022/07/06時点)

    プロフィールはこちら→bit.ly/Dynamics365JP