Microsoft Automotive Summit 2025

こんばんは。室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director) です。久しぶりに少しほっとできる週末で、溜まっている雑務を、音楽を聴きながら対応しているそんな感じです。皆さまにとって、心落ち着く週末になっていれば幸いです。
さて、先週2月6日(木曜日)に、日本マイクロソフト株式会社が主催するイベント【Microsoft Automotive Summit 2025】が日本マイクロソフト株式会社の品川本社31階を貸切って開催されました。クローズドなイベントだったのですが、マイクロソフトの方に確認したところ、マイクロソフトが担当したプレゼン、マイクロソフトパートナーブース等は開示してもOKと回答いただきましたので、公開できる範囲に限定した備忘録としておきますね。

マイクロソフトのオートモーティブチームの皆様は、朝3時起きでリハーサルをされたようです。準備・運営大変だったことと感じました。本当にお疲れ様でした!

日本マイクロソフト株式会社は、初めての海外子会社として設立され、今年50周年の節目を迎えるようです。

ということは、1975年の設立ですか。初代、古川社長だったときですね。
「日本マイクロソフトの売上成長率はマイクロソフトグループ内で2年連続トップクラス」「自動車ビジネスの成長率もトップクラス」、「AIクラウド領域に2年で4400億円の投資」「3年で300万人へリスクリングを提供」「マイクロソフトリサーチ(研究拠点)の設立」「政府とのサイバーセキュリティ連携」など日本市場に最大規模の投資を実行中であることが、津坂社長から説明されました。


マイクロソフトのミッションステートメントに加え、【日本マイクロソフトは、あなたの“Copilot(副操縦士)”として成長を支えます。】と締め括りました。

旧来の自動車会社が直面する課題について

自動車会社【①労働力の確保②車載ソフトウェア開発ボリュームの増加】、競合【①新しい自動車メーカーの台頭②新たな価値を提供するモビリティーサービスの出現】、市場【①米国市場の長期的な車両販売台数の頭打ち②アジア市場における日本車シェアの低減】の3つをしっかりと検討することの重要性について説明されました。

まずは、WaymoとBYDについて。

AI+コンピューティングの重要性について

欧米の自動車会社の【AI+コンピューティング】に関する取り組みがもたらしているメリットについて

日系OEMはハードウェア領域の強さを活かしつつ、今後はソフトウェアをもっと活用する必要があると提言。


素敵なメッセージでクロージングされていました。コンテンツから日系シンクタンクのバックグランドの匂いが少ししました。

自動車製造における課題


AIエージェントの利活用

一気通貫DXの一部のプロセスですね。

エージェントがプロセスを微調整してくれると効率化が図れますね。

DXを加速、拡大していくためには、信用できるデータ管理基盤が必要

Microsoft Cloud for Manufacturingのご紹介

工場内のオペレーションに関するデータ
Copilotの活用

Microsoft Cloud for Manufacturing・AIを活用したデジタルフィールドバックループについての解説でした。



2018年から、凄い角度になってきていますね。



今年までに、脱炭素の取り組み結果を出すつもりなのか。。。凄いな。。。


Fujitsuの富岳よりも、Microsoft Azure/Eagleのほうが上なんですね。

この半年間で30倍って。。。。





AIの利活用が急加速してきたので、コンピューティングのところも凄いことになってきていますね。スライドの中身も生成系AIで作成した絵がふんだんに使われていて、難しい内容を簡単に説明するスキルをお持ちの方だと感じました。Kurt氏は、“20年くらい日本に住んでいたけど、米国に戻って数年経ったので、今日は日本語が思い出せず、ルー大柴みたいになるかもしれない”と冒頭ご謙遜されていましたが、いやいやレベルのとても高い、流暢な日本語でビックリしました。奥様が日本の方なのかなぁ。
弊社以外のパートナーでは、TomTom様が≪新たな地図の挑戦≫、ソニーセミコンダクタソリューションズ様が≪AD/ADAS向けソフトウェア開発プラットフォーム≫、Renesas Electronics Corporation様が≪Strategy on Virtual Development Environment for Automotive SoC≫というお題目でセッションをされていました。ブースも出されていたので、みせていただいたのですが、私たちの業務系とは全然違うので、ただただ感心するばかりでした。まぢ凄かった。

その後、Boston Consulting Groupの基調講演、NTTデータ様による≪「SDV」を中心とした自動車業界変革へのNTTデータのチャレンジ≫というセッションがあって、いよいよOEM様のセッション群へ→ここから、マル秘ですが、≪生成系AIを活用した取り組み≫、≪市民開発導入・拡大の取組≫、≪OEMによるトーキングセッション/パネルディスカッション≫があって、竹内氏(日本マイクロソフト株式会社執行役員 常務)によるサミットクロージングとなりました。非常に興味深いセッションがそろっていて、時間が経つのを忘れてしまうくらい集中している自分に驚きました。
その後は19階にあるカフェにて、参加者100名くらいいたかな、懇親会/ネットワーキングに参加させていただきました。私はOEM様・OEMのシステム会社様・総合商社様と沢山お話をさせていただきました。日頃お会いできない方々とお話できる貴重な機会でした。


【Microsoft Automotive Summit 2025】を振り返ると、イベントのコンテンツ・運営共に素晴らしかったと思います。講演者の皆様や、マイクロソフト様のご準備あっての事、本当に感謝しています。来年度も是非お声がけいただけると嬉しいです。セッション枠が欲しいですw
今回マイクロソフト様より、ブース展示のご依頼をいただき、バナースタンド・テーブルクロス・リーフレット・GiveAway用のノート・チームで着用するスウェットを慌てて準備しました。
私はランチタイムにLTをさせていただきました。ブース対応も、いつぶりだろ?という感じで楽しめました。

ブースに来てくださった方々の中には、車両開発・商品企画・電子技術・制御系・コネクテッド開発・SDV対応に関わっていらっしゃる方もいて、なんだかいつもと違う雰囲気でした。私たちがお会いする方々はIT部門、業務ユーザーの方々が多いので、なんだかとても新鮮に感じました。Technosoft Japanのメンバーにとっても学びが多い(知らないテクニカルタームに悩まされる)、非常にいい経験になったのではないかと思います。
私がブース対応をさせていただいた際にいただいた感想には、以下のようなものがありました。
- マイクロソフトのビジネスアプリケーションでディーラーマネジメントシステムがあるとは全然知らなかった。(ごめんなさい。私たちの活動不足です。精進致します。)
- DMSのフロントがCRMで、裏がERPという組み合わせは顧客接点の獲得、リアルタイムの管理会計、財務戦略に強みがあり、国内だけでなく海外のニーズも対応できそう。
- Microsoft Wordで帳票を開発できるのはとてもいい。内製化を考えると、とても現実的なソリューションだと思う。
- Power Platformネイティブな設計がとてもいい。市民開発のムーブメントはもっと広がっていくはずなので、OEM側やIT子会社で内製化するにはいい選択肢になる。
- Power BIで世界中からデータを収集して製品開発側に活かしてみたい。ディーラー側で得たアフターセールスに関わるデータに興味がある。
また、当社のお客様事例の中に、”うちのロゴがない”とおっしゃってくださる方々も多く、この機会に弊社のディーラーマネジメントシステム(DMS)、Technosoft Automotive Solution(TAS)を知っていただける機会になったなら幸いです。御社のIT部門・経営管理/企画部門に弊社をご紹介いただけると嬉しいです。

一番嬉しかったのは、【私たちが開発した車両を、海外に売る仕組みに関与してくれてありがとう。】という予想もしない、年配の方からのお言葉でした。疲れがぶっ飛びました。もっと日本車を世界中に販売・点検・検査する、そのプロセスに貢献できるように努力したいと思います。

最後は、全員でパチリ!のはずが、この時、まだ一生懸命ネットワーキングをしていたメンバーもいたので、残りのメンバーでパチリw

それでは、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365 Life!
