Dynamics 365 release wave1 plan_CI_Journeys_Marketing

こんばんは!室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。今日はとても暖かい一日でしたね。皆さまは、何をして過ごされましたか?

3月は決算期で最後の追い込みをかける方、新入社員の入社準備に追われる方、確定申告がある方と、それぞれのご事情で多忙だと思います。この時期は春に向かいつつも、まだまだ肌寒い日もあるので体調を壊しやすくなりがちです。そうそう、花粉もね。2月後半くらいから辛い方もあるでしょう。皆さまが、健やかな日々を過ごせますように。

さて、今日はDynamics 365 Business CentralDynamics 365 Sales,Dynamics 365 Field Serviceに加え、Dynamics 365 2025 wave1のCustomer Service-Journeys 領域 (旧Dynamics 365 Marketing) の新機能/改善機能を追っかけていきたいと思います。春のアップデートについて、多くの方々からご要望をいただきました。そういえば、前職の仲間からもいくつか同様の依頼がありましたので、急ぎたいと思います。遅くなってしまって、ごめんなさい!

≪Copilot and AI innovation≫

CopilotでJourney(顧客体験)がつくれるのは以前からできていた事ですが、そのレベルが少し上がった感じです。

つくられたJourneyを即視覚的に確認できるのがいいところです。👇Learnを使って学習しましょう。

≪Moments that matter≫

電子メールの開封、クリック、バウンスなどのエンゲージメントに関わるデータをエクスポート、必要なストレージに直接エクスポートすることができるようになりました。大きな組織では、既にある別の仕組み(レポート等)と組合せて利活用したいというニーズがあり、そこにお応えする新機能です。今回改善されるので活用してみてくださいね。

自然災害などの計画外または予期せぬ出来事が発生した場合、不適切または無神経とみなされる可能性のある特定のキャンペーンを一時停止(Pause)する機能です。これまではJourneyを停止(Stop)して、再度新しいJourneyをつくらないといけなかったので正直手間で、エラー回避が難しい時がありました。このアップデートは非常に助かるなという印象です。

フィールドサービスアプリでタイムゾーンの考慮ができるようになるのに合わせて、こちら側(Customer Service₋Journey)アプリでも、便利な機能が出てきました。

顧客の地域とタイムゾーンを定義し、顧客に連絡しない時間、曜日、日付を設定することができるようになりました。所謂静粛時間ルールの活用が可能となるわけです。事前設定されたルールと、顧客のタイムゾーンまたは地域に従って、インタラクションの開始、キューへの展開ができ、効率的なマーケティング活動が可能となります。

既存の if/then 機能に顧客のセグメントが追加されるので、漸くというとマイクロソフトさんに失礼ですが、地に足のついたマーケティングオートメーションを行う事ができるようになります。

顧客が別の製品の購入体験(ジャーニー)を繰り返す際、つまりは再度購入ファネルに入るとき、動的なセグメント条件に再び入ることがあります。そのため、顧客が動的セグメントに戻ったときに、ジャーニーに再び入れないと困るのですが、これまではできませんでした。今回のアップデートで、マーケティング担当者が 1 回限りのジャーニーを設計するときに、オーディエンスメンバーがその状態に複数回該当するならば、ジャーニーを複数回実行できるようにするかどうかを選択できるチェックボックスが追加されました。

≪Unify Sales and Marketing≫

マーケティングイベントへの参加率を高めるために、待機リスト登録を有効にする機能が追加になりました。イベントやセッションが満席になったときに、参加予定者が待機リストに登録されます。まだ空席がある場合、システムが待機リストの自動的に次の待機リストのメンバーをイベントやセッションに登録します。登録できた方には登録の確認と個別のイベント情報を自動的が送信されます。イベントやセッションをキャンセルすると待機リストから登録者へ自動的に転送する仕組みが構築できるようになります。

今回のアップデートで、イベント前・イベント中・イベント後のコミュニケーションを最適化するためにパーソナライズされたエクスペリエンスを提供するジャーニーの設定ができるようになります。イベント作成のプロセス、コミュニケーション、管理が合理化されることは間違いないでしょうね。

「イベントに適切な対象者をセグメントを使ってターゲット化」「イベントに合わせてカスタマイズされたテンプレートを選択し、Copilot を使用して魅力的なコンテンツをより効率的に作成」「マルチチャネルジャーニーを使用することでイベント前のエンゲージメントを強化・高出席率を実現」「イベント後の満足度調査やフォローアップメールを使用して、参加者から貴重なフィードバックを収集」

リードや連絡先テーブルに新しく追加の属性を作成する必要がなくなります。フォームエディターで多種多様な質問を作成することができるようになりました。

イベントのウェブサイトをPower Page・Power Page Studioを活用して効率的に構築することができるようになります。

とてもいいですが、お金をかけないのであれば、Power BIで構築する(👉ご参考👈)という方法もあるかもしれませんね。構築したポータルのヒートマップやタッチポイントが得られるのであれば、Power Pageも検討するに値するとは感じますね。

タスクや電話対応などの営業活動をジャーニーから直接作成して、リードのステータスが変遷する可能性がタイミングで個別の対応を設定できるようになりました。また、キャンペーンに対する顧客のインタラクションに基づいて、リードまたは商談レコードを作成し、マーケティング活動から生成されたリードをクローズするための適切な情報を確実に営業チームに共有する仕組みを構築することができるようになります。

これは便利な機能です。構築済のWeb アプリケーションを使用して、イベント登録エクスペリエンスを任意の Web サイトに統合することができるようになりました。

Dynamics 365 Customer Insight -Journey (旧Dynamics 365 Marketing)アプリは、Dynamics 365 Sales・Power Pageとの連携を容易にするための仕組みや、リソースの利活用を目論んだオートモーションの促進が主な機能拡張領域ですが、AIの利活用を更に推進していくための対応と言えるでしょうね。とてもいいアップデートが揃っていますので、Microsoft Learnで学習した後は、しっかりと実機をたたき理解を深めていきましょうね。

明日もはやいので、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365Life!

dx365jp
  • dx365jp
  • 24年ほど、Microsoft Dynamics ERP(NAV/AX)+CRMの導入コンサルティングに従事し、日本を含む34か国において導入コンサルティングを経験してきました。グローバル環境における“プロジェクト”と“マーケティング”を生業としております。

    最近は、【CRM/MKTG(攻めのDX)⇔ ERP(守りのDX)】+【ローコード】というDX365な活動に奮闘中です。Microsoft Dynamics 365 ビジネスで地球を90周中です。#DX365 #DynamicsIoT

    Microsoftの運営する外部技術者グローバル組織「Microsoft MVP(*日本165名/世界3023名)・ Microsoftのトラスティッドアドバイザーである「Microsoft Regional Director (*日本4名/世界189名)」として、複数のITコミュニティーにて活動中。(*2022/07/06時点)

    プロフィールはこちら→bit.ly/Dynamics365JP