イベントだらけの日々

こんばんは。室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。皆さま、お元気ですか?前回の投稿から、かなりお時間が経ってしまいました。ごめんなさい。未だ、次のセミナーの準備等で、寝不足が続いている感じです。4月の週末は、英語の提案書や契約書の作成、Directions Asiaの準備でほぼ潰れました。5月は免許の更新で数日帰省しました。あ、誕生日(4月5日)にお祝いのメッセージをくださった皆さま、ありがとうございました!嬉しかったです。

さて、本稿では4月末からバタバタしていた内容について纏めておこうと思います。

Business Applications Launch Event

まず、4月末にマイクロソフトビジネスアプリケーションラウンチイベントがオンラインで開催されました。

こちらでは、2月から3月にかけて2025wave1の機能拡張を追いかけてきたので、凡そ知っている状態で臨んだのですが、

AI Agent関連の機能リリースに関しては、データが入ったデモンストレーション映像を見る事で、利活用イメージをより具体的に理解する事ができました。MicrosoftやGoogleは、映像を使った纏め方が巧妙で、“素晴らしいもの”が、毎回出てくるので、ある意味厄介です。

その後、5月5日(月曜日)にタイのバンコクに向けて出国、現地時刻の25時半にホテルに入りました。そうそう、この時期恒例になってきましたが、Directions Asia 2025(アジアオセアニア領域でマイクロソフトのビジネスアプリケーション群を導入するパートナーが集結するイベント)に参加する為です。7日‐9日の3日間の為に、550名が40カ国ほどから集まってくれました。皆、来てくれてありがとう。

Microsoft Dynamics 365 Business Centralが、この7年でSaaSだけで45000社の実績を創り上げたことを残しておきます。成長率がとんでもないですね。旧製品バージョンを合わせると数十万になります。マイクロソフトとしては、グローバルでSMBは勝ち組。SMB ERPはDynamics 365 Business Central一択です。マイクロソフト社にとって、ここからの勝負はエンタープライズ企業向けのCRM/ERP導入プロジェクトの数。そしてAI Agentが広がっていく未来を見据えると、全ての開発元のビジネス拡大はISV(業種別ソリューション開発ベンダー)が鍵を握ることになるはずです。

それは何故か?ですが。ISVは具体的なビジネスプロセスで勝負する訳ですね。AIが入ってくると、ビジネスプロセスを再構築しないといけなくなりますが、ISVは具体的にAI Agentを自分たちのソリューションと合わせて構築した状態で顧客に提供できるからなんです。逆を言うと、パッケージの開発元は導入ベンダーをISV化させなくては勝てる勝負も落としてしまう事になるわけです。VAR(Value Added Reseller)は業種業態を絞らないベンダーですが、AI領域は相当苦しむと思います。絞らないと、全方位にAI Agentを用意することは非現実的な話になるからです。また、導入していく際に、AIによるビジネスプロセスの再構築が足かせとなり、導入のスピードが確実に落ちます。何故ならAIは内製化しないと意味ないからです。では、どうやってクライアントに学び取ってもらうか?IT人材が非IT企業に少ない日本では相当苦労するはずです。

一方で、開発元としては一般的なAI Agentを機能拡張して搭載する必要があり、Directions ASIAではSales Order AgentとPayable Agentなるものが発表されました。マイクロソフト社として、ベンダーにこうやってつくるんですよという具体的な例を示すという目的もありますし、こういうエージェントを使ってビジネスプロセスを再構築する場合にシステム的にどのような管理・運用方法を提供すべきかという事を社内的なノウハウとして纏めておくという狙いもあるわけです。

このイベントでは、4つのセッション👇を担当させていただきました。これらの準備が本当に大変でした。

Copilot Baked in

4名で100年以上のDynamicsに関する経験から、パネルディスカッションに参加しました。

10個くらい用意していたお題目を参加者に選んでもらって、その議題についてトークを回す感じでした。敬愛する彼らとともに、同じ空間で1つのセッションを参加者にお届けできるというのは、私にとって本当に名誉な事です。

To beat competitors and execute quality projects

こちらでは、15年以上BMW社のDMSプロジェクトに関わってこられた親愛なる知人のFrank氏と共に、Mentimeterを使って参加者が回答してくださるアンケートの結果を可視化しながら、パートナーの皆さんと、競合との戦い方、プロジェクトの品質向上について考えるという、少し戦略チックなセッションをお届けしました。

Frank氏も私も、回答から学ぶ事も多く、なるほどなぁと感心させられました。

Let’s build my secretary (AI Agent) Part 1 & Part 2

最後は、中村亮太氏(Microsoft MVP)と一緒に、現地に入っても、午前2時・3時・4時まで数日間かかって完成させたコンテンツだったのですが、今回はITベンダーにとって、これから不可欠になっていくだろう、AI Agent(秘書)にプロジェクトのアドミ作業を任せるという大いなる挑戦でした。日本の漫画文化を露出させ、参加者が難題に取り組みやすい雰囲気を創る狙いがありました。実は、今回使ったスライドにの全てのイラストは、Copilot君が作成したものです。

今回は、参加者の方々との対話を交えながらセッションをともに創り上げるスキーマを意識しました。結果、いろいろなインプットを参加者から得る事ができ、とても学びの多い時間となりました。この場をお借りして、私たちのセッションに参加してくださった皆さまに御礼申し上げます。また、一緒にセッションを担当してくださった中村亮太氏にも感謝したいと思います。お互い時間がない中で、最後まで最善を尽くしたところに意味があります。

そうそう、これらのコンテンツをナマで見たいというITコミュニティーがあれば、私室長か、中村亮太氏までご連絡いただけると幸いです。大切な内容なので、日本でもお披露目したく。なので、本稿ではセッションの詳細は書かない事にします。

このイベントが終わり、土日・月曜日(現地祝日)で提案書等をつくり、火曜日~金曜日までタイバンコクにあるOEM様をぐるぐる回りながら、いろいろとお話を伺っていました。

タイのマーケットが、とても厳しい状況だというのがよくわかりました。その中でも、弊社製品について興味をもってくださる方がとても多く、嬉しく思いました。お役に立てるように最善を尽くします。

Microsoft Build

そして、帰国したら今度は、深夜にとんでもない発表を含むハイブリッドイベント。マイクロソフトがホストする開発者向けの最重要イベントになるので、日本からも多くの方々が参加されているようでした。同タイミングでGoogleのイベントもあり、あっちもとんでもない発表だらけで、日本にいながらも時差ボケ。当然ですが、勤務時間はお仕事なので、深夜から朝にかけての時間が自分への投資の時間(ご褒美)になっています。

詳細はBook of Newsがでていますので、リンクを貼っておきます。開発者向けに50以上の新機能が発表されました。他のMVP、マイクロソフトの社員の方もかなりの情報発信をされていますね。“室長、Microsoft MVP/Microsoft Regional Directorのボードに名前出てたよ!”と写真を撮って、お送りくださった方もいて、有難い限りです。

多くの発表がありました。特に、MCP Serverは、今後のビジネスに必須だったので助かります。

マイクロソフトのビジネスアプリケーションでお仕事をするベンダーの関係者は、👉こちら👈に、まず目を通しておきましょう。そして、余力がある方は👇を見ておきましょう。

Empowering Supply Chain and Finance with Dynamics 365 MCP servers

Simplify Sourcing and Compliance for SMBs with MCP servers for Dynamics 365

Create your own autonomous agents with Copilot Studio

Transform customer experience with AI agents!

Optimize Workflows with Autonomous ERP

Redefine development: AI-first innovation in Power Platform

Directions ASIA 2025については、別の機会にもう少し掘り下げて書いておこうと思います。

また、来月6月17日(火曜日)は、日本マイクロソフト株式会社様と、ハイブリッドセミナーを行いますので、ご都合に合わせてオンライン/オフラインを選択しお楽しみください!会場でお会いできる方は是非に!

👉お申込み👈

それでは、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365Life!

dx365jp
  • dx365jp
  • 24年ほど、Microsoft Dynamics ERP(NAV/AX)+CRMの導入コンサルティングに従事し、日本を含む34か国において導入コンサルティングを経験してきました。グローバル環境における“プロジェクト”と“マーケティング”を生業としております。

    最近は、【CRM/MKTG(攻めのDX)⇔ ERP(守りのDX)】+【ローコード】というDX365な活動に奮闘中です。Microsoft Dynamics 365 ビジネスで地球を90周中です。#DX365 #DynamicsIoT

    Microsoftの運営する外部技術者グローバル組織「Microsoft MVP(*日本165名/世界3023名)・ Microsoftのトラスティッドアドバイザーである「Microsoft Regional Director (*日本4名/世界189名)」として、複数のITコミュニティーにて活動中。(*2022/07/06時点)

    プロフィールはこちら→bit.ly/Dynamics365JP