Microsoft Ignite 2024 BizApps Sessions

こんにちは!室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director) です。あっという間に12月、2024年もあと少しで終わってしまいますね。なんでしょうね。毎年、毎年、1年が終わるのが速くなっているように感じます。皆様にとって2024年が素晴らしい1年間であったなら幸いです。
私は12月19日(木)の午後、日本マイクロソフト株式会社において、先日弊社が開催したグローバルオンラインイベントTechnosoft Automotive Days 2024のフォローアップセミナーがあるので、この週末はその準備をしています。3日間×午後4時間=12時間のイベントを、3時間にぎゅっと凝縮してお届けしますので、日本語で効率的に情報収集されたい方には適していると思います。→お申込み←

10月末に開催されたMicrosoft Business Application Launch Eventで、本業に関わる最新情報をキャッチできたと思ったのですが、間髪入れず11月にMicrosoft Igniteが米国シカゴで開催されました。マイクロソフト製品に関わる多くの最新IT技術が発表され、日本からも多くの渡米者があったと聞いています。

既に多くの記事が出ていますし、有識者の皆様がタイムリーに内容を纏めてくれているので、私はビジネスアプリケーション領域にフォーカスしたいと思います。まずは数値情報から。

いやぁ、製品の進化と、マーケットの拡大、凄いですね。来年の開催日程も発表されています。11月17日週とのことです。φ(..)メモメモ。アナウンスはやすぎ。

実は、Microsoft RD/MVPの一人として、Microsoft Igniteで見るべきセッションを2つほど、ご紹介させていただきました。

Microsoft MVP Blogに投稿いただいた内容をおいておきます。


2022年~2023年にかけて、ITメディアにボランティアで寄稿しました。(PDFでダウンロードできるので、無料会員登録を是非)その理由は、現場で“バラバラ殺データ事件に遭遇”して苦労されているユーザー様を沢山見てきたからです。最近も沢山事件に遭遇しています。新システム導入の承認を得る際に利用して欲しいという思いがあったからです。

Get ready for the AI era with a modern CRM

本セッションも同様です。IT部門や経営企画部門が、上申されるときに使える“つよつよコンテンツ”です。意思決定できる方に、是非みていただきたいセッションです。

僕は今オートモーティブ業界のお客様とお仕事をさせていただいていますが、全ての業界に当てはまる内容です。以下のような課題を絶対お持ちのはずです。

Technosoft Automotive Days 2024では、参加者の皆様に各リージョンの営業から、この課題を説明致しました。


日々、“バラバラ殺データ事件に遭遇する”のです。営業のところだけのカスタマータッチポイントをとってもダメなのです。

営業が、営業以外の仕事をしなくてはならなくなるからです。御社では↓以下↓のようになっていませんか?

もし、御社が↑のような状況であるならば、Dynamics 365 の導入をご検討ください。









事例、効果測定結果についても情報共有がありました。








ストーリー、締めくくり方とてもいいセッションでした。このあたりのビデオを見ておきましょう。
Transform your ERP processes with Agents in Dynamics 365
先ほどが世に言う≪攻めのDX≫、CRM側のトピックだったので、続いて≪守りのDX≫、ERP側について見ていきたいと思います。この守りのDX(ERP)ですが、AIエージェントを使う事で、ついに前人未到の自動オペレーションの領域にも踏み込めそうな気配です。「発注の変更処理」「決算処理」「出張・経費管理」「承認」などの業務において、AIエージェントが私たちのために自律的に動くようになってきました。生産性向上を実現することで、創出できた余剰時間を価値向上のための活動に繋げる夢の第一歩といっても過言ではないでしょう。Dynamics 365 とAIを積極的に活用すると、≪攻めのDX≫×≪守りのDX≫の相乗効果が生まれ、信長の野望ではないですが、天下統一できそうな気がします。もはやCRMとかERPとかのレベルではなく、国産の業務パッケージでは太刀打ちできないレベルに来てしまった感があります。

働き方改革に、ERPに搭載されたAIが非常に重要な役割を果たす。(個人的には、個人で対応する業務領域が広がって、より忙しくなる気がするなぁ。)

ソフトウェアとの対話にはユニバーサルインターフェース、推論と計画、メモリや内容がとても不可欠。ERPの在り方を根本的に変革する可能性を秘めているという表現がありました。
AI Powered ERPという表現が沢山使われていました。MicrosoftのERPは、AIエージェントが搭載された新しいアプリケーションで、Copilot自体が私たちと会話するユーザーインターフェースというイメージです。

こんなイメージでしょうか。

エージェントが学習し、推論することでワークフローを最適化していく事ができる。AIを活用したERPの概念の説明がありました。


Dynamics 365 に、Power PlatformとCopilot Studioを合わせて活用したいですね。裏側にあるDataverseが強みとなります。

Microsoftの責任あるAIの考え方。“Your Data is Your Data.” という表現も繰り返し使われていました。

Autonomous Agents とは、“自律型エージェント”と訳すのかな。セッションで使われたビデオを入れておきますね。
サプライチェーンの混乱を未然に防ぐ、銀行勘定の照合、月次決算を短縮、キャッシュフローを適正化、時間・費用等のプロセスを取り上げていく事がここで分かりました。リアクティブから、プロアクティブへというフレーズも結構使われていました。

自律型のAIエージェントをご紹介していくストーリーで進めていくということがわかりました。

AIを使って業務をトランスフォームするお客様のレベルが異なるので、エージェントが対応する作業内容の複雑さや能力が異なる。基本的には、下図の左から右に向かってエージェントが成長していく事になる。

自立型エージェントは動的な計画、推論、記憶、学習などの独自の属性を備えており、RPAとは異なるものです。既に30以上のCopilotが利用可能になっていますね。

3つのエージェントに焦点を当てて、少しずつ掘り下げていきます。まずは発注処理の変更をサポートするAIエージェントから。サプライコミュニケーションエージェントって言うんですね。日本語だと何というのでしょうね。在庫管理AIエージェントですかね?




セッション中に流れたビデオを置いておきます。
ここはデモンストレーションがあったので、スクリーンショットをおいておきます。(基本は↑のYouTubeと同様)













オペレーションイメージを把握しやすい、丁寧なデモンストレーションでした。


続いて、補助簿と総勘定元帳の取引を照合し、オペレーションを自動化するという内容を、AIエージェントがどうサポートするか?という内容でした。結果、月次決算の早期化に繋がるというストーリーです。


セッション中に流れたビデオを置いておきます。


最後は、タイムシートの記入を自律的に管理し、経費と承認のプロセスを追跡することで、クライアントに期限内に請求書を起こし、収益を担保できるようにするという内容でした。





この後、質疑応答で“デモンストレーション簡単にやってたけど、実際はもっと確認や承認のプロセスが多いから複雑でエージェントができるのか?”・“一体エージェントはどのくらいのお値段になるのか?”・“エージェントが利用するデータモデルは利用可能になるのか?”など少し厳しめの質問もありましたが、個人的には大きな第一歩を踏み出したと感じました。Dynamics 365 AI エージェントは来年2月にPublich Previewとなり、その後GA(Generally Available)になるようです。
このセッションに関しては、10月のMicrosoft Business Application Launch Eventで発表した内容をもってきた感じですが、BizAppsの人たちだけでなく、ITプロやCIOも参加するMicrosoft Igniteで発表内容を重ねたことに意味があると思います。
いやぁ、私たちは本当にいい時代に生きていますねぇ。AIエージェントを活用すると、いろいろと面白いことが出来そうです。
セッションスケジュールの画面から、Dynamics 365でフィルターすると、確認できるセッションは10個ほど(上述2つを含む)でした。私は、一通り視聴しましたが、非常にいい学びが得られました。オンラインでも十分、知識の習得ができますね。

Business Applicationと Power Platformでセッションスケジュールをフィルターすると、30セッションほどが検索ヒットします。私もいくつかは目を通したのですが、特に
The Future of Power Platform: Intelligent Apps
は、いいセッションなので、視聴をお勧めさせていただきます。

私もコツコツ勉強を進めていきたいと思いますので、どこかで内容を共有させていただきますね。
最後はお知らせです。皆様にお会いできることを楽しみにしております!終わったら、一緒に忘年会に行きましょう。

という事で、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365 Life!

