エピローグ|Dynamics 365+Copilot|Where we are ? ― Copilotが変える「仕事の時間」と「顧客への向き合い方」

室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications|Microsoft Regional Director)です。
2026年8月17日に始まったこのシリーズも、いよいよ最後になりました。

シリーズ全12回 ロードマップ
本シリーズは、以下のテーマでお届けしています。
| テーマ | このシリーズで問うこと | |
|---|---|---|
| プロローグ | 総論 | 「仕事の時間」と「顧客への向き合い方」を変える3層の枠組み |
| 第1回 詳細 ↗ |
マーケティング | 顧客に届く前の時間を、どう変えるか |
| 第2回 詳細 ↗ |
営業 | 顧客と向き合う時間を、どう増やすか |
| 第3回 詳細 ↗ |
カスタマーサービス | 顧客の声に、もっと早く、もっと深く応える |
| 第4回 詳細 ↗ |
フィールドサービス | 現場で顧客と向き合う時間を守る |
| 第5回 詳細 ↗ |
プロジェクトオペレーション | プロジェクトの時間を、価値ある仕事に使う |
| 第6回 詳細 ↗ |
SCM・購買・製造 | 判断の時間を減らし、動く時間を増やす |
| 第7回 詳細 ↗ |
財務・経理 | 締める時間を短く。読む時間を長く。 |
| 第8回 詳細 ↗ |
人事総務 | 手続きの時間を減らし、人と向き合う時間を増やす |
| 第9回 詳細 ↗ |
SMB(中小企業)ユーザー | 少ない人数で、顧客と深く向き合うために |
| 第10回 詳細 ↗ |
経営者・意思決定者 | 数字の時間を減らし、判断の質を上げ、次の一手を打つ |
| エピローグ | まとめ | 「仕事の時間」と「顧客への向き合い方」が変わった先に |
末尾に、付録を付けておきましたので、最後までご覧いただけると幸いです。

第1回ではMarketingを取り上げました。
そこからSales、Customer Service、Field Service、Project Operations、Supply Chain Management、Commerce、Finance、Human Resources、Business Central、
そしてCxOと、企業のさまざまな役割と業務を見てきました。
振り返ってみると、このシリーズで扱ったテーマは実に幅広いものでした。
顧客を理解すること。
案件を育てること。
問い合わせへ対応すること。
現場で価値を届けること。
人と時間と原価を管理すること。
モノの流れを支えること。
数字を締めること。
組織を育てること。
そして会社の未来を決めること。
それぞれの役割は異なります。
日々向き合っている業務も違います。
使うアプリケーションも違います。
しかし、第1回から第10回までを書き終えた今、私は一つの共通点があったことに気付いています。
それは、どの仕事も本来は「顧客価値を生み出すために存在している」ということです。
Marketingは顧客を理解するためにあります。
Salesは顧客へ価値を提案するためにあります。
Customer Serviceは顧客を支援するためにあります。
Field Serviceは現場で価値を届けるためにあります。
Financeは経営判断を支えるためにあります。
Human Resourcesは人と組織の成長を支えるためにあります。
そしてCxOは、そのすべてをつなぎ、会社としてどこへ向かうのかを決めます。
だから、このシリーズで本当に書きたかったのは、Dynamics 365の機能一覧ではありません。
Copilotの新機能紹介でもありません。
Agentの未来予想でもありません。
私が書きたかったのは、
という問いでした。
振り返ると、第1回から第10回まで、私は何度も同じ話をしていたように思います。
締める時間を短く。
読む時間を長く。
入力する時間を短く。
考える時間を長く。
情報を集める時間を短く。
顧客と向き合う時間を長く。
表現は違っても、伝えたかったことはずっと同じでした。
Copilotが変えるのは、仕事そのものではありません。
Agentが変えるのも、仕事そのものではありません。
最初に変わるのは、
そして、その時間を何に使うのかを決めるのは、今もこれからも人です。
第1 章 Copilotは何を変えたのか

ここまでのシリーズを通して、私は何度もCopilotについて書いてきました。
メールの要約。
会議の要約。
提案書の作成。
顧客情報の整理。
会話履歴の検索。
問い合わせ対応の支援。
業務ごとに見れば、Copilotが支援する内容は異なります。
MarketingとFinanceでは使い方も違います。
SalesとHuman Resourcesでも見ている情報は違います。
しかし、第1回から第10回までを振り返ると、Copilotが本質的に支援しているものは、一つしかありません。
それは業務ではありません。
作業でもありません。
ましてや意思決定そのものでもありません。
Copilotが支援しているのは、
です。
営業担当者は、顧客を理解するまでの時間が短くなります。
サービス担当者は、問い合わせの背景を理解するまでの時間が短くなります。
財務担当者は、数字の意味を理解するまでの時間が短くなります。
人事担当者は、制度や手続きを理解するまでの時間が短くなります。
経営者は、会社の状況を理解するまでの時間が短くなります。
つまりCopilotは、人の代わりに仕事をすることよりも先に、
ことに価値があります。
これはとても重要な違いです。
なぜなら、理解がなければ判断できないからです。
理解がなければ提案できないからです。
理解がなければ支援できないからです。
理解がなければ責任を持てないからです。
私たちは時々、
「Copilotで業務が自動化される」
という言い方をします。
もちろん、それも一部は正しいと思います。
しかし、このシリーズを書きながら私自身が感じたのは、もっと手前の変化でした。
人は驚くほど多くの時間を、
探しています。
資料を探しています。
数字を探しています。
メールを探しています。
会議記録を探しています。
担当者を探しています。
そして、ようやく情報を見つけたあとも、
その意味を理解するための時間を使っています。
Copilotが最初に変えるのは、この時間です。
だから私は、このシリーズの中で機能一覧よりも、
「何の時間が減るのか」
という視点を大切にしてきました。
締める時間を短く。
読む時間を長く。
入力する時間を短く。
考える時間を長く。
情報を集める時間を短く。
顧客と向き合う時間を長く。
すべて同じ話です。
Copilotの価値は、効率化という言葉だけでは表現できません。
本質は、
にあります。
そして、その時間を何に使うのか。
そこから先は、Copilotではなく、人の仕事です。
第2章 Where we are?

このシリーズのタイトルは、
でした。
未来を予測するシリーズではありません。
5年後や10年後を語るシリーズでもありません。
CopilotやAgentによって世界がどう変わるのかを予想するシリーズでもありません。
私は、このシリーズで意図的に未来予測を避けてきました。
それは、未来を語ることよりも、
今、何ができるのか。
今、何ができないのか。
今、何に注意しなければならないのか。
それを整理することの方が重要だと思ったからです。
AIの世界では、毎日のように新しい発表があります。
新しいモデルが登場します。
新しいエージェントが発表されます。
新しいデモが公開されます。
そのたびに、
「もう人間は不要になる」
「すべて自動化される」
「業務は完全に変わる」
という言葉が繰り返されます。
しかし、実際に企業の現場で仕事をしていると、そんなに単純ではありません。
顧客情報には責任があります。
会計データには責任があります。
法務には責任があります。
人事には責任があります。
経営判断には責任があります。
だから企業は、新しい技術が登場したからといって、すべてを一気に変えることはできません。
変えてはいけない部分もあります。
だから私たちは今、
期待と現実の間にいます。
完全自動化の世界にはまだ到達していません。
しかし、従来とまったく同じ働き方のままでもありません。
私は、この場所こそが
なのだと思っています。
Copilotは既に実用的な価値を生み始めています。
Agentも、一部の業務では現実的な選択肢になり始めています。
一方で、人による確認は今も必要です。
責任を持つ人も必要です。
顧客を理解する人も必要です。
意思決定を行う人も必要です。
つまり私たちは、
AIが仕事をする世界にもいない。
AIが存在しない世界にもいない。
その中間点にいます。
そして、この中間点にいるからこそ重要なのは、
「何をAIへ任せるか」
だけではありません。
むしろ、
を考えることです。
私は、第1回から第10回までを通して、その境界線を探してきました。
顧客理解。
提案。
支援。
現場作業。
プロジェクト管理。
サプライチェーン。
会計。
人事。
経営。
どの領域にも、AIが支援できる部分がありました。
しかし同時に、
人が担い続けるべき部分も残っていました。
それはおそらく、これからも変わりません。
技術が進化しても、
顧客との信頼を築くこと。
責任を引き受けること。
難しい選択を行うこと。
失敗を認めること。
人を育てること。
未来を選ぶこと。
そうした仕事は、人の側に残り続けるのだと思います。
だから、このシリーズの最後に私が答えたいのは、
「AIはどこへ向かうのか」
ではありません。
「今、私たちはどこにいるのか」
です。
そして、その答えはシンプルです。
私たちは今、
AIを導入する段階から、
AIと共に働き方を再設計する段階へ、
少しずつ移り始めています。
それが、2026年夏時点の
だと、私は考えています。
第3章 それでも残る人の仕事

このシリーズでは、Copilotについても書きました。
Agentについても書きました。
様々な業務で、どこまで支援できるのかも整理してきました。
もしこのシリーズを読んで、
「AIは多くの仕事を支援できる」
という印象を持たれたのであれば、それは正しいと思います。
実際に、支援できる仕事は増えています。
情報を探すこと。
文章を作ること。
会議を要約すること。
過去の履歴を整理すること。
異常を検知すること。
定型的な判断を支援すること。
これまで人が多くの時間を使っていた仕事の一部は、確実に変わり始めています。
しかし、このシリーズを書き終えた今、私が強く感じていることがあります。
それは、
ということです。
例えば、顧客との信頼関係です。
Copilotは顧客情報を整理できます。
Agentは変化を知らせることができます。
しかし、
「この会社と付き合い続けたい」
という信頼は生成できません。
信頼は、人と人との約束の積み重ねによって生まれます。
また、難しい意思決定です。
複数の選択肢を比較することはできます。
過去のデータを整理することもできます。
しかし、
どちらの道を選ぶのか。
どのリスクを受け入れるのか。
何を捨てるのか。
その責任を引き受けるのは人です。
組織づくりも同じです。
人材配置を支援することはできます。
スキル情報を整理することもできます。
しかし、
誰に機会を与えるのか。
誰を育成するのか。
どの文化を作るのか。
それは経営者とマネージャーの仕事です。
私は長年、企業システムの導入に関わってきました。
ERPも見てきました。
CRMも見てきました。
BIも見てきました。
そして今はCopilotやAgentも見ています。
その中で感じるのは、技術が進化するたびに、人に求められる仕事は減るのではなく、むしろ本質へ近づいていくということです。
転記は減る。
検索は減る。
集計は減る。
報告資料作成も減るかもしれません。
しかしその一方で、
顧客を理解すること。
市場を理解すること。
未来を考えること。
仲間を育てること。
責任を持つこと。
そうした仕事の重要性は、むしろ高まっていくように思います。
だから私は、このシリーズの読者の皆さんへ、
AIを恐れる必要はないと思っています。
同時に、
AIへすべてを任せられるとも思っていません。
重要なのは、
その境界線を考えることこそが、
Copilot時代における最も重要な仕事なのかもしれません。
第4章 私たちは何の時間を増やしたいのか

私は、このシリーズで何度も同じような言葉を書いてきました。
締める時間を短く。
読む時間を長く。
入力する時間を短く。
考える時間を長く。
情報を探す時間を短く。
顧客と向き合う時間を長く。
振り返ると、それぞれの回で扱っている業務は異なります。
MarketingとFinanceはまったく違う仕事です。
Field ServiceとHuman Resourcesも同じ仕事ではありません。
しかし、どの回でも共通していたのは、「何を自動化するのか」ではなく、「どの時間を取り戻すのか」という視点でした。
私たちは長い間、業務効率化という言葉を使ってきました。
もちろん、それは間違いではありません。
実際に多くの企業が、システムによって業務を効率化してきました。
しかし、効率化という言葉だけでは見えないものがあります。
それは、効率化によって生まれた時間を何に使うのかという問いです。
1時間早く作業が終わった。
1日早く月次決算が締まった。
会議資料作成の時間が半分になった。
そこまでは数値で測れます。
しかし、本当に重要なのはその先です。
生まれた時間で何をするのか。
顧客を訪問するのか。
新しい提案を考えるのか。
現場の声を聞くのか。
社員と対話するのか。
経営について考えるのか。
AIの価値は、自動化そのものにあるのではありません。
人がより価値の高い仕事へ時間を使えるようになることにあります。
もし生まれた時間を、さらに別の作業で埋めてしまうのであれば、本質的には何も変わっていません。
大切なのは、空いた時間を増やすことではありません。
その時間の使い方を変えることです。
だから私は、CopilotやAgentの話をするとき、機能そのものよりも時間の使い方に注目しています。
企業が本当に変わる瞬間は、新しいシステムを導入したときではありません。
人がお金の使い方を変えたときでもありません。
人が時間の使い方を変えたときです。
そして、その変化は経営者だけの話ではありません。
営業担当者にも起こります。
サービス担当者にも起こります。
経理担当者にも起こります。
あらゆる部門で起こります。
だからこのシリーズで伝えたかったことは、AIの未来ではありません。
私たち自身の時間の未来なのです。
第5章 「仕事の時間」と「顧客への向き合い方」が変わった先に

CopilotやAgentが変えるのは、仕事自体ではありません。
最初に変わるのは、仕事に使う時間です。
顧客を理解する前の時間を短くする。
顧客と向き合う時間を増やす。
締める時間を短くする。
読む時間を増やす。
手続きを減らす。
人と向き合う時間を増やす。
判断のための情報収集を減らし、判断そのものへ使う時間を増やす。
私たちは、第1回から第10回までを通じて、その方法を見てきました。
では、その先にあるものは何でしょうか。
私は、それは効率化ではないと思っています。
省力化でもありません。
自動化でもありません。
その先にあるのは、
顧客を理解する深さが変わる。
顧客との対話の質が変わる。
顧客へ届ける提案が変わる。
顧客へ届けるサービスが変わる。
顧客へ届ける体験が変わる。
だから、第1回から第10回までで見てきたものは、本当はCopilotでもAgentでもありません。
仕事の時間を変えることによって、
ここでいう顧客とは、外部顧客だけではありません。
社内の同僚も顧客であり、調達先やパートナーもまた重要な顧客です。
💬 聞いてもいいですか?
あなたは、Copilotによって取り戻した時間を何に使いますか。
Agentによって生まれた余白を何に使いますか。
もし、その答えが顧客であるならば。
もし、その答えが現場であるならば。
もし、その答えが社員であるならば。
AIは単なる効率化ツールではなく、企業そのものを変える力になるはずです。
その先にあるのは、より良い顧客価値です。
本連載12回、Dynamics 365+Copilot|Where we are ? ― Copilotが変える「仕事の時間」と「顧客への向き合い方」を読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました。
世界中のDynamics 365ユーザーの皆さん、Let’s Enjoy our DX365LIFE!
それではまた次の記事でお会いしましょう。

付録A:Dynamics 365 デザインパタン
📌 改めて考えるDynamics 365|CRM×ERPデザインパタン
| ↓ CRM ERP → | Business Central 中小〜中堅ERP 財務・在庫・製造・サービス・プロジェクト含む |
Finance & Operations (FO) 大企業・グローバル向けERP 財務・在庫・製造・調達・サービス・プロジェクト・HR含む |
D365 ERP以外との組み合わせ 他社ERP・会計・業務システム連携 |
|
|---|---|---|---|---|
| Finance 財務・会計・原価 |
SCM 在庫・倉庫・製造・調達 |
|||
| D365 Sales 営業管理 |
SMB標準 商談→受注→請求を一気通貫。中堅製造・卸売SoT: 受注後=BC 見積=Sales Dataverse統合 |
エンタープライズ標準 複数法人・複数通貨。受注確定後にFinanceで請求、SCMで在庫確認・出荷SoT: 受注後=Finance 在庫確認=SCM 見積=Sales Dual-write設計必須 |
Sales単独 SaaS・サービス業。受注後は外部 or 手動SoT: Sales ERP連携なし |
|
| Customer Insights (CI) CDP / Journeys / マーケティング |
中堅データループ BCの取引データ→CI→Journeys→Sales商談へデータ: BC+CS+Sales 分析/配信=CI Fabric連携推奨 |
エンタープライズCRMループ CS履歴+Sales商談履歴をCIに統合→360度顧客プロファイル→Journeys自動化→新商談創出SoT: 顧客プロファイル=CI 商談=Sales ケース=CS 取引=Finance データ統合設計が鍵 |
SaaS標準ループ ERPなしで完結。SaaS・サービス業のCRM×マーケ統合SoT: CI ERP不要 |
|
| Customer Service (CS) / Contact Center (CC) カスタマーサービス・コンタクトセンター |
アフターサポート BC在庫・部品をCSで参照。Virtual Table推奨SoT: 部品=BC ケース=CS |
エンタープライズCC 音声/SMS/IVRをCCで、返金はFinanceで。グローバルCC拠点SoT: ケース=CS/CC 返金=Finance PSTN統合 |
CS/CC単独 SaaS・サービス業SoT: CS シンプル |
|
| Field Service (FS) オンサイト/オフサイト作業管理 |
作業管理(中堅) オンサイト保守・点検・設置からオフサイト修理まで。BC Serviceモジュールを超えるスケジューリング・IoTが必要な場合SoT: 部品=BC WO/スケジュール=FS ネイティブとの使い分けが鍵 |
原価・請求 作業原価・サービス請求書をFinanceで管理原価/請求=Finance |
部品・在庫 オンサイト作業に必要な部品をSCM倉庫から引当・補充部品引当=SCM SCM連携が難所 |
FS単独 保守専業。部品は外部SoT: FS |
| Project Operations (PO) PJ管理(Dataverseベース) |
中堅PJ型ビジネス BC Jobsを超えるリソース管理が必要な場合。財務はBCSoT: 財務=BC PJ管理=PO 独自連携が必要 |
PJ会計・原価 PO×Financeが王道。原価・請求・プロジェクト元帳をFinanceで管理SoT: 財務=Finance PJ=PO |
工事・保守PJ 建設・設備工事。資材・機材の在庫・倉庫管理はSCM部品=SCM SCM連携が難所 |
PO単独 中小コンサル。会計は外部SoT: PO |
※ SoT = 真実の源泉(Source of Truth):そのデータを正として管理するシステム。
※ Commerce(B2C/小売)はB2B設計パターンの対象外のため表記省略。
※ BCおよびFOのサービス管理・プロジェクト管理モジュールで完結する企業も多い。FS・POを組み合わせるのは、高度なスケジューリング・IoT・リソース管理等が必要な場合。
付録B:本シリーズで取り上げたCopilot、Agent一覧(2026年8月26日時点)
📌Noの列の詳細↗をクリックすると、各々の記事に移動します。
| No. | ロール | 機能名 | 種別 | D365アプリ | 提供状態 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 詳細 ↗ |
マーケティング | Query Assist 自然言語によるセグメント作成 |
標準Copilot | CI – Journeys | GA |
| Content Ideas AIによるメール文面生成 |
標準Copilot | CI – Journeys | GA | ||
| Content Rewrite コンテンツ改善・リライト |
標準Copilot | CI – Journeys | GA | ||
| Dialog with Data 自然言語データ分析 |
標準Copilot | CI – Data | GA | ||
| Segment Creation with Copilot CDPレベルのセグメント自動作成 |
標準Copilot | CI – Data | GA | ||
| Journey Creation Agent ジャーニー自動作成 |
標準Agent | CI – Journeys | Preview | ||
| Outreach Optimization Agent アウトリーチ最適化 |
標準Agent | CI – Journeys | Preview | ||
| 第2回 詳細 ↗ |
営業 | レコードサマリー 取引先・案件の自動要約 |
標準Copilot | Sales | GA |
| メール支援 コンテキスト付き返信下書き |
標準Copilot | Sales | GA | ||
| ミーティング準備・議事録 商談前インサイトと会議後フォローアップ |
標準Copilot | Sales | GA | ||
| Sales Qualification Agent 販売資格審査 |
標準Agent | Sales | GA | ||
| Sales Opportunity Agent 営業機会サマリー |
標準Agent | Sales | PRP | ||
| Sales Closing Agent 営業クロージング支援 |
標準Agent | Sales | PRP | ||
| Sales Research Agent セールスリサーチ |
標準Agent | Sales | PRP | ||
| Recommended Actions Agent 推奨アクション |
標準Agent | Sales | Preview | ||
| 第3回 詳細 ↗ |
カスタマーサービス | ケース・会話サマリー Case / Conversation Summary |
標準Copilot | Customer Service | GA |
| プロアクティブプロンプト Auto / Proactive Prompts |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| 質問への回答 Ask a Question |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| ケースデータとの対話 Ask about Case Data |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| チャット返信下書き Suggest a Response |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| メール下書き Draft an Email |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| 翻訳 Translate |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| 解決メモ生成 Generate Resolution Notes |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| ナレッジ下書き生成 Generate Knowledge Draft |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| Copilot利用効果レポート Copilot Analytics Report |
標準Copilot | Customer Service | GA | ||
| Case Management Agent ケース管理 |
標準Agent | Customer Service | GA | ||
| Customer Intent Agent 顧客インテント |
標準Agent | Customer Service | GA | ||
| Customer Knowledge Management Agent ナレッジ管理 |
標準Agent | Customer Service | GA | ||
| Quality Evaluation Agent 品質評価(CS版) |
標準Agent | Customer Service | GA | ||
| Service Agent 顧客対応自律Agent |
標準Agent | Customer Service | GA | ||
| コンタクトセンター | Customer Assist Agent 顧客セルフサービス・引き継ぎ |
標準Agent | Contact Center | Preview * | |
| Quality Assurance Agent 対応品質の継続評価(CC版) |
標準Agent | Contact Center | Preview * | ||
| Service Operations Agent Contact Center構成・運用支援 |
標準Agent | Contact Center | Preview * | ||
| 第4回 詳細 ↗ |
フィールドサービス | Copilotサイドペイン 自然言語Q&A |
標準Copilot | Field Service | GA |
| ワークオーダーサマリー Work Order Summary |
標準Copilot | Field Service | GA | ||
| AIワークオーダー更新 AI-powered Work Order Update |
標準Copilot | Field Service | Preview | ||
| 点検テンプレート作成 Create Inspections with Copilot |
標準Copilot | Field Service | Preview | ||
| M365 Copilot連携 Dataverse探索・横断質問 |
標準Copilot | Field Service | GA | ||
| Scheduling Operations Agent スケジューリング最適化 |
標準Agent | Field Service | Preview | ||
| Agent Feed エージェント監視フィード |
標準Agent | Field Service | Preview | ||
| 第5回 詳細 ↗ |
プロジェクトオペレーション | タスク計画の生成 Task Plan Generation / WBS |
標準Copilot | Project Operations | GA |
| リスク評価と軽減策 Risk Assessments |
標準Copilot | Project Operations | GA | ||
| プロジェクトステータスレポート Project Status Report |
標準Copilot | Project Operations | GA | ||
| チャット型対話エクスペリエンス Conversational Experience |
標準Copilot | Project Operations | GA | ||
| Approvals Agent Time & Expense 承認 |
標準Agent | Project Operations | PRP | ||
| M365 Copilot in Model-driven Apps モデル駆動型アプリ連携 |
標準Agent | Project Operations | Preview | ||
| Agent Feed 人とAgentの協働画面 |
標準Agent | Project Operations | Preview | ||
| 第6回 詳細 ↗ |
SCM・購買・製造 | 需要計画のCopilot分析 Analyze Demand Plans with Copilot |
標準Copilot | Supply Chain Management | GA |
| AIサマリー ベンダー / 発注書 / 販売注文の要約 |
標準Copilot | Supply Chain Management | GA | ||
| 倉庫管理ワークロードインサイト Warehouse Mobile App Insights |
標準Copilot | Supply Chain Management | GA | ||
| 確認済み発注書変更ワークスペース Confirmed PO Change Workspace |
標準Copilot | Supply Chain Management | GA | ||
| Supplier Communications Agent 仕入先コミュニケーション |
標準Agent | Supply Chain Management | PRP | ||
| Impact Analysis Agent 調達影響分析 |
標準Agent | Supply Chain Management | PRP | ||
| コマース | Copilot in Site Builder 商品コンテンツ生成 |
標準Copilot | Commerce | GA | |
| Product Insights by Copilot 商品インサイト |
標準Copilot | Commerce | GA | ||
| Customer Insights by Copilot 顧客インサイト |
標準Copilot | Commerce | GA | ||
| ステートメント投稿サマリー Statement Posting Summaries |
標準Copilot | Commerce | GA | ||
| 第7回 詳細 ↗ |
財務・経理 | 入金督促サマリー Collections Coordinator Summary |
標準Copilot | Finance | GA |
| ワークフロー履歴サマリー Workflow History Summary |
標準Copilot | Finance | GA | ||
| Account Reconciliation Agent 勘定調整 |
標準Agent | Finance | PRP | ||
| 第8回 詳細 ↗ |
人事・総務 | 休暇申請サマリー Employee Self-Service Leave Summary |
標準Copilot | Human Resources | GA |
| Microsoft 365 Copilot(HR連携) Teams / Outlook での人事支援 |
標準Copilot | Human Resources | GA | ||
| SharePoint agents 社内規程・FAQ対応 |
標準Copilot | Human Resources | GA | ||
| Copilot in SharePoint 社内ポータル上でのナレッジ検索 |
標準Copilot | Human Resources | Preview | ||
| Employee Self-Service Agent 従業員セルフサービス |
標準Agent | Human Resources | GA | ||
| Onboarding Agent 新入社員オンボーディング |
標準Agent | Human Resources | Preview | ||
| 第9回 詳細 ↗ |
中小企業(SMB)ユーザー | マーケティングテキスト Marketing Text |
標準Copilot | Business Central | GA |
| Summarize レコード・ドキュメントの要約 |
標準Copilot | Business Central | GA | ||
| Autofill フィールド自動入力 |
標準Copilot | Business Central | GA | ||
| Chat with Copilot 自然言語によるデータ照会・操作 |
標準Copilot | Business Central | PRP | ||
| Analysis Assist データ分析支援 |
標準Copilot | Business Central | PRP | ||
| Sales Line Suggestions 売上伝票行の提案 |
標準Copilot | Business Central | PRP | ||
| Item Substitute Suggestions 代替品提案 |
標準Copilot | Business Central | PRP | ||
| Bank Account Reconciliation Assist 銀行照合支援 |
標準Copilot | Business Central | Preview | ||
| Sales Order Agent 販売注文の自動処理 |
標準Agent | Business Central | GA | ||
| Payables Agent 買掛金処理 |
標準Agent | Business Central | GA | ||
| Expense Agent 経費精算 |
標準Agent | Business Central | PRP |
※ 提供状態・対応地域はMicrosoft公式ドキュメント(Microsoft Learn)をもとに2026年8月26日時点で整理しています。PRP・Previewの機能は日本を含む一部地域で未展開のものがあります。導入前に必ず最新情報をご確認ください。
※ Preview* と表記したContact Center Agentは、Agent・地域・チャネル構成によって提供状態が異なります。
GA = Generally Available
PRP = Production-ready Preview
Preview = Public Preview
付録C:Copilot Studioで構築できる、カスタムAgentの例
各回の記事内で、Copilot Studioで構築できるカスタムAgentの活用例を紹介しています。
📌Noの列の詳細↗をクリックすると、各々の記事に移動します。
| No. | ロール | カスタムAgentの活用例(各回記事内) |
|---|---|---|
| 第1回 詳細 ↗ |
マーケティング | 独自スコアリング基準のリード審査Agent、社内承認フロー連携ジャーニーAgentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第2回 詳細 ↗ |
営業 | 自社基準リード審査Agent、業界特化の提案ロジックAgentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第3回 詳細 ↗ |
カスタマーサービス / コンタクトセンター | ナレッジ自動更新Agent、エスカレーション支援Agentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第4回 詳細 ↗ |
フィールドサービス | 部品・在庫管理Agent、予防保全提案Agent、顧客到着通知Agentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第5回 詳細 ↗ |
プロジェクトオペレーション | 未入力・未承認監視Agent、収益性レビューAgent、プロジェクト事務局Agentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第6回 詳細 ↗ |
SCM・購買・製造・コマース | 在庫不足アラートAgent、製造オーダー遅延監視Agent、商品カタログ一括生成Agentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第7回 詳細 ↗ |
財務・経理 | 月次決算レポート自動生成Agent、予実差異アラートAgentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第8回 詳細 ↗ |
人事・総務 | 規程・手続き案内Agent、入退社オーケストレーションAgentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第9回 詳細 ↗ |
中小企業(SMB)ユーザー | 売掛金回収リマインダーAgent、仕入れ最適化提案Agentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
| 第10回 詳細 ↗ |
経営者・CxO | 経営会議ブリーフィングAgent、KPI異常検知・アラートAgent、投資判断サポートAgentなど → 記事内「カスタムAgent」節で詳しく |
※ カスタムAgentの例は構築イメージです。実装には要件定義・設計・テストが必要です。
