Merry X’mas!

皆様、Merry X’mas! 室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director) です。
皆様は、どのような【めりくり】をお過ごしですか?今年は週末なので、いつもより、ゆっくり過ごせるかもしれませんね。
室長は、Technosft(TSFT)のCOO(最高執行責任者)になって2ヵ月ほどが過ぎようとしていますが、自分なりのCOOのあるべき姿を悩みながら模索中です。この業界の業務執行のプロとしてTSFTに雇われていると認識しています。
COOに必要なスキルとは何か?について、Pasonaさんのウェブサイトには↓のような記載がありました。
CEOと同等の経営視点
企業の理念や経営戦略を形にするのがCOOの役目です。CEOの意図するところを理解し、可能な限り現場に浸透させるためにも、経営視点を身に付けることは大切です。事業レベルでの成功に意識が向かいがちですが、経営者の一員として社会での存在価値や利益を生み出して存続するする方法を考える力は必要でしょう。
戦略的なマネジメント力・統率力
COOは、業務の実働部隊を率いる統率力が必要でしょう。実働部隊が指示通りに業務を遂行するためには、経営戦略を理解させることや部下から信頼・尊敬されることも重要です。また、士気が下がらないように人材の配置を考えるなど、戦略的なマネジメント力も求められます。
スピード感を持った実行力
CEOが素晴らしい経営戦略を描いて、COOが事業戦略に落とし込んでも、実際に動かなければ事業は加速していきません。そのため、COOにはスピード感を持ってアイデアを形にする実行力が必要といえます。業務の実働部隊を動かすことはもちろんですが、COO自らが実務を担うこともあります。新製品の開発に取り組んだり、新規のクライアントを開拓したりとフットワークを軽く、実行することが重要でしょう。
なかなかの要求事項ですね。Job Picksには↓COOの仕事内容を↓のように定義していました。
自社が行う実質的な業務執行を統括する。経営戦略の実行に向けた指揮官のような役割を担い、経営側と現場の架け橋となって事業運営を主導する。
CEO(最高経営責任者)が描いた中長期の経営方針を元に、COOは現場が目標達成できるように日々の業務をサポートする。具体的には、OKR(目標と主要な結果)のような目標管理手法を用いて設定したゴールをクリアするための支援や、そのための人員計画の作成などを行う。
役職上、CFO、CTO、CSOなどの他のCxO(経営陣)とは異なり、特定の担当領域を持たないことが多い。そのため業務内容を明確に定義することは難しく、「何でもこなせるジェネラリストが向いている」との声もある。
さまざまな事業部と連携するケースも多くあり、経営上重要な意思決定の場合、管理職を含めた現場とのやりとりでやむをえずメンバーに不合理を強いることもある。それゆえ「時には現場に苦労を強いる決断をしなければならない意思の強さも求められる」と話すCOOもいる。
こちらは、自分の認識とかなり重なっており、ジェネラリストであり特定領域のスペシャリストでないといけません。
COO(最高執行責任者)の役割・必要なスキル
- 経営サイドが掲げた方針を目標に落とし込む
- 幅広い業務分野をマネジメントする
- 実務で起こるトラブルを収める対人能力
- 社内のリソースを把握して上手く利用する
- プロダクトから法律、財務に渡るオールラウンドな知識
現在、TSFTは250名ほどで、8か国のビジネスを回しています。
テクノソフトオートモーティブはDMSに特化したISVの会社です。こちらは150名ほどの体制です。
テクノソフトコンサルティングは、車業界以外のビジネスをやっているVAR(Value Added Reseller)で、100名弱くらいの会社です。
テクノソフトオートモーティブでは、DMS(ディーラーマネージメントシステム)をマイクロソフトのビジネスアプリケーションでソリューション化し、多くの日系車OEMや現地ディーラーでご利用いただいています。フロントはDynamics CRM、バックエンドはDynamics ERPで開発しています。
実はDMSだけではなく、Digital Marketing~Digital Sales~Digital Marketing~Digital Serviceというカスタマージャーニーを実装可能です。
更には、最近のトレンドとして、OEMの販売システム(National Sales System)の実装案件も増加傾向にあります。NSSとDMSが連携する意味や価値を分かる方は流石です!(是非一緒にお仕事させてください🤭)
TSFTグループ一丸となって、日本車を沢山海外で売っていく、そんなお手伝いがもっともっとできればと思っています。
転職し、2ヵ月がたち、社内の状況(自社の強みや課題)や、製品/リソースの全体像が見えてきましたので、年明けからOKR(Objectives and Key Results)のプランニングに入っていけそうです。ポイントは、海外ビジネスの強みであるスピードを殺さず、品質担保に必要なガバナンスをプログラムマネジメントとして実装しつつ、如何にスピーディーにリソースの教育・増強していくかだと考えています。COOの管理領域のオペレーションは社内外に跨るので、「攻めと守りのDX」をチームで推進していきたいと思っています。
さて、本日はクリスマスイブなので、室長から皆様にプレゼント!といえるような大したものではありませんが、、、
今月から毎月1回のペースで1年間かけて(全12回)、マイクロソフトのビジネスアプリケーションについてITmediaエンタープライズサイトに記事をご提供していきます。↓初回分は12月22日(木)にリリース↓になっております。皆様のお仕事に少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、本日はこのくらいで。Merry X’mas. Let’s Enjoy our DX 365 Life!