Dynamics 365 Day 2024 Spring Attendee Report

こんばんは!室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。

あっという間に、もう3月も中旬になろうとしています。時間が経つのは本当にはやいですね。春めいてきましたので、皆さま、お風邪など召さぬようお気をつけくださいませ。

昨日3月6日に、伊藤忠商事と伊藤忠エネクスが、企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズとともに、大手中古車販売ディーラー、ビッグモーターの事業再建に向けた契約の締結を発表しましたね。会社分割方式でビッグモーターの主要事業である中古車事業を新会社に承継するようで、その新会社は2024年4月後半に発足の見込みとか。いやぁ、伊藤忠攻めましたね。さぁ、これから伊藤忠・豊田通商以外の総合商社がどう出るか?非常に楽しみになってきました。

さて、今日は

【Dynamics 365 Day】

に参加してきましたので、ざっと備忘録を残しておきたいと思います。このイベントは、先日開催されたMicrosoft AI Tour Tokyoのフォローアップイベントという位置づけでした。AI Tourに参加できなかった方は、室長Blogで当日のカオスな雰囲気だけでもご確認いただければと思います。

メイン会場はセミナールームAだったのですが、久しぶりに会場から人が溢れるのを見ました。超満員。200名以上いらしたのではないでしょうか。

共通セッション(60分)→分科会(60分)→懇親会(60分)という流れでした。分科会は30分で各モジュールセッションの1ラウンドが終わるとのことで、60分だから2つのモジュールのAIを学ぶことができる仕組みでした。よくばりな室長はせっかくきたので、全部学んで帰ろうと思っていました。さぁ、無謀ともいえるこのチャレンジは本当に実行できるのか?

まず最初に、ビジネスアプリケーション事業本部長の野村さんからご挨拶。

野村さんがビジネスアプリケーションチームに異動されてきたとき、Directions ASIAにも参加してくれたことを思い出しました。懐かしいし、時間が経つのは本当にはやいですね。

コンテンツは、Microsoft AI Tour Tokyoのセッションで、野村さんがお話された内容と被るので、お写真をおいておきます。メッセージとしてを簡潔に纏めると、『これからはAIが必須。本日ご紹介していくDynamics 365 はCRM/ERPであらゆるユーザーに対応できる世界初のビルドインAIです。信頼できるMicrosoft のAIをご利用ください。』というものです。

続いて、Go to Marketのマネージャー、サンガタガさんの最新アップデートセッション。

Dynamics 365 の各モジュール群のCopilot機能の説明と、マーケットに訴求するための効果について。

メッセージは、『AIの力で各業務部門の働き方を時代にあったものに変革しよう!』というもの。

ただ、ユーザーは業務を変えることを拒む。ROIの最大化のお話のところで、「春と秋のメジャーアップデートのメリットをきちんと受けられていないユーザーがある」という説明がありました。継続的な投資をいただくために、しかるべき成果を出す必要があるという流れから、「マイクロソフトユニファイドサポート」についてのお知らせ。こういうサポートを受けられることを室長も知りませんでした。ふむふむ。

最後に、各分科会の説明

メイン会場(RoomA)から、興味のあるモジュールのお部屋(Room B/C/D)に大移動がスタート。

まず、ERP見ないといけないよねってことで、室長はRoom Bへ

財務セッションを見ながら、右側で同時に開催されているSCMのセッションも見れるという非常にお得なものでした。まずは財務から。

プロジェクト管理から。皆さん、沢山お写真を撮ったり、映像録画したり真剣に学ばれていらっしゃいました。素敵。

Power BI

稼働予定

4つのCopilotの説明。

今後のアップデートについても補足。

プロジェクトタスクやプロジェクトのステータスレポートを自動作成するデモンストレーションが行われました。正しく使うとメリットが相当でそうです。

続いて、財務会計のところ。先日アナウンスのあった↓が見れるのかなと楽しみにしていました。

いくつかのシナリオから、ここでのデモンストレーションは調達先からの請求書をOCRのAIで読み込んで仕入請求書を作成するというものでした。

あれれ?このネタは、、、

去年の春に私たち(Wiz 中村亮太氏/疋田圭介氏/室長)がタイのバンコクで開催されたDirections ASIAでライブコーディングで奮闘した内容の簡易版でした。ご興味がある方は→こちら←をどうぞ

で、右を向くとSCMのセッションをやっているわけですよ。いやぁ、お得。それぞれの耳で両方聞くことができます。

購買担当者の意思決定をサポートするAIのデモンストレーションでした。

Dynamics 365 SCMの購買モジュールですね。まだCopilotはプレビューなので、英語のみの対応。

後半は、昨年度のIgniteでもやっていたDemand PlanningにおけるAIの活用シーンの解説。

この内容は私がITメディアさんに寄稿していた記事(第12回)をまずはご覧いただくといいかと思います。

とてもいいセッションだったのですが、15分でやり切れる内容ではないので、セッション90分+質疑応答30分の2時間で実施されるといいと思います。

一番訴求したかったのは、このスライドですね。Demand PlanningとMLをどう使い分けるか?ですね。

セッションでは時間切れで説明されませんしたが、ダウンロードしたスライドに↓が含まれていました。ドミノピザの事例ですね。

室長は大学時代の研究が多変量解析(統計学)だったのですが、業務とDynamicsの癖をわからない方にはちょっとハードルの高いセッションだったかもしれません。内容は本当に良かったです。

そして、次はRoom C/Room Dに行きます。ここつながっていて一つのお部屋なんです。つまりは4つのセッションを同時に見れるというとてもラッキーなお部屋割りになっていました。まずは、お部屋の雰囲気をご覧ください。活況ですね。最近複数言語で複数のTeamsミーティングに同時に参加していることもあり問題なく聞き取れました。室長も少しは成長していきているようです。

まずはセールスモジュールから。

お決まりの営業担当者の一日の過ごし方。

OutlookとTeamsでCopilotをフル活用して、Do more with less!

いろいろなネタをふんだんに織り込んできた感じ。

くるっと左に90度回ると、Customer Insight(旧Dynamics 365 Marketing)とCDP(Customer Data Platform)のセッション。参加している皆さまも超真剣!

このフレーズいいですね→【CDP×MA×AIが一体化した新しいマーケティング基盤】AIを活用した顧客体験(Customer Journey)の自動化についてもお話がありました。まさに今うちが取り組んでいる内容です。

分析のところで、活動サマリーが自動でつくれるところも、このCustomer Insightのとてもいいところだと思います。

更に90度左を向くと、カスタマーサービスのセッションを見ることができます。

お問合せの内容をバーチャルエージェント(ボット)が、サポート担当者に会話ごと連携、そこからお問合せ(Case)を作成します。過去のサポート事例を参考に類似の対応方法を提案。対応した内容もサマリーしてくれるので、とても便利です。

ここで苦労されている方は、システムの活用に踏み切るべきタイミングに来たと思います。AIが固有名詞や顧客固有の呼称などをひっぱらないように工夫が必要ですね。

更に90度左を向くと、フィールドサービスのセッションをやっています。使い方を工夫すると面白いことが沢山できます。業務改善だけでなく、価値創造も可能です。音声を使ってステータスを変えるとか、今後流行りそうですね。

Remote AssistとGuidesのライセンスは昨年度の12月にアナウンスされましたが、フィールドサービスのモジュールに含まれるようになりました。

OutlookやTeamsから作業指示書を自動で作成できるのはとても便利です。この領域もかなり実用的になってきました。

ということで、ここまでで2時間のCopilot祭り。効率よく学ぶ事ができました。日々しっかりと手も動かしているので、CRM/ERP全方位にナレッジがついてきたように思います。その後の懇親会ではお世話になっているパートナー様やマイクロソフト様にご挨拶して、本日のイベントは終了。アンケートにお応えして、ちゃっかり室長もDynamics 365 とCopilotのノベルティーをいただきました。ありがとうございます!

生成系AIのブームはとんでもないので、本気で取り組まない企業は勝ち残れない状況になりました。労働供給制約社会に備え、Do more with lessの実現に取り組みましょう!

ということで、今日はこのくらいで。Let’s Enjoy our DX365 Life!

dx365jp
  • dx365jp
  • 24年ほど、Microsoft Dynamics ERP(NAV/AX)+CRMの導入コンサルティングに従事し、日本を含む34か国において導入コンサルティングを経験してきました。グローバル環境における“プロジェクト”と“マーケティング”を生業としております。

    最近は、【CRM/MKTG(攻めのDX)⇔ ERP(守りのDX)】+【ローコード】というDX365な活動に奮闘中です。Microsoft Dynamics 365 ビジネスで地球を90周中です。#DX365 #DynamicsIoT

    Microsoftの運営する外部技術者グローバル組織「Microsoft MVP(*日本165名/世界3023名)・ Microsoftのトラスティッドアドバイザーである「Microsoft Regional Director (*日本4名/世界189名)」として、複数のITコミュニティーにて活動中。(*2022/07/06時点)

    プロフィールはこちら→bit.ly/Dynamics365JP